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伝えるのは言葉だけではない~小学校の先生の「良い授業」とは?~

 

先日のセッションのお話です。

そのお母さまは小学校の教員をされています。

一年間家庭科をやっていたそうなのですが、
一年終わってみて
メッセージを一人一人生徒からもらったのだそうです。

そこにかかれていた内容は

「授業楽しかったです!」

「興味が持てました!」

など、プラスな内容が多くてびっくり。

同時に自信が持てたとお話がありました。

授業を担当したのは
ちょっと荒れているといわれている6年
だったそう。

「自分は良い授業をしているのか
自信がなかったんですけど、
ちょっと意外過ぎた感想が多くて
とてもびっくりしてしましました。」

と、話してくださりました。

Kさんにとって、
良い授業って何ですか?

そう尋ねると

「良いって
何が良いというかは
わかりませんが・・・」

と言いながら、

普段心がけていることを話していただきました。


それは
家庭科というのは、
技術を教えると同時
指導目標のもう一つとして
「家庭で絆を深める」
という目標があるそうで、
Kさんはそれを意識して
授業をしてきたそうです。

たまたま、その日のレッスンでは
「イメージトレーニングについてとイメージををする事の大切さ」
を私はテーマにしていました。

Kさんがその子供たちへ伝える思い、
大切に授業をされてきた気持ち。

レッスン中私は、耳を傾けて聞いていました。
そしてこう伝えました。

「きっとKさんは、ご家庭での絆を深めるというイメージを
常に持ち、子供たちと向かい合っていたのだとおもいますよ。
だから、伝わる部分があったんだと思います。」

イメージトレーニングというと
スキルが先行しがちですが、
本当は身近に転がっています。

ただ、言葉で伝える人と
それを想像してイメージをもって伝える人。

Kさんはご自身が気づいていない様子ですが、
自然にイメージを持ち合わせて伝えていると感じました。

きっと
とても伝わる授業なのではないかしら?
と感じました。

もちろん私も聞いていてすごく伝わりました。

「K先生もそのままお子さんたちにいつでも
良い授業をしようと思わず、
伝える気持ちをイメージしてしてみてくださいね。
きっと生徒さんに伝わる授業になりますよ~!

でも、・・すでに
Kさんは、されているとおもいますけどね♥」

そう伝えると、勇気をいただきました~とおっしゃっていました。


上手に伝えたい


上手く伝えると思わず、
気持ちで伝える

これには、
イメージ」がとても重要ですね。

言葉や文字で
もっと明確に上手に伝えることができます。

でも、大事なのはその人がどれだけ
具体的にイメージしているか
だと思うのです。

そうすることで
その場面場面で、しっかりと
言葉でも伝えることができます。

そこに初めて文字で伝えるというスキルがのってくるのです・・・。
でも、土台はしっかりイメージをしていることだと私は思うのです。

Kさんのような
「良い授業」ではなく「伝わる授業」をされる先生が増えることを願います・・・。


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