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数値化された評価・一定の基準があるこの世の中生きる子供だちに大人や親ができる事。

こんにちは。

先日息子の小学校の便りにある文章が紹介されていました。

とても共感できる内容だったため、
今日はその文章を紹介します♪

★★★★★★★★★

~大きい風船 小さい風船~
ー「葦かびの萌えいずるごとく」よりー 和田重正

‘ふくらまそうとしないのだったら、あなたの考えのどこかに間違いがある‘・・・
自分の向上発達の可能性を忘れ  「やったって駄目だ」という眼のつけ方をしていては罰あたりです。
それから大事なのは、だれでも同じ大きさの風船ではないということ。
風船の大きさによって値打ちの大小がきまるものではない。
ということを知る事です。

ある人は努力すれば英語も数学も満点をとり、100メートルを11秒で走ることができるでしょうが、
同じ努力をしてもある人は50点がやっとで100メートルを16秒もかかるという場合があります。
それは、その人の器の大小で決まる事です。
このことは器の小さい人にとっては残念なことですが、
その事実は、やはり事実として、はっきり認めなくてはなりません。

この事実を自分で認めるという事は、いわゆる劣等感にとらわれるというのとは違います。
劣等感というのは、自分が100点の値打ちがあると思いたいのだが、
いつも50点しかとれないので、ガツガツしてもう努力する気がなくなったのを言うのです。
自分は現在50点と堂々と認めて、その上に一を加え、二を加えようとする努力するのは
決していわゆる劣等感ではないのです。


ともかく、自分の気に入っていなくても事実を事実として堂々と認めることが肝心です。

遠足の朝雨が降っているのに、降っていないと思いたい。
けど私情を殺して認めるようなものです。
そうでなければ、何事もうまくいきません。
・・・・大・中・小、極小といろいろな風船のうち、
自分はどれだろうと、エコヒーキなしに考えてごらんなさい。
それが高すぎても低すぎてもかまいません。
事実を事実としてそのまま認めようとする度胸さえ決まっていれば、それでいいのです。

さて最後に一番大事な、そして一番むずかしいことを言います。・・・・
今の世の中はなんでもものごとの値打ちを数量の大小で図ろうとします。
風船でも直径1メートルのものと、30センチメートルのものとでは、
1メートルの方がずっと値打ちがあると言われています。

人間でもオール5の人は、オール1の人より500倍か値打ちがあると思われます。
殊に学校では、なんでも間でも数字で評価しようとします。
なるほど、それも値打ちの測り方の一つです。

しかし、ものごとの値打ちの測り方は数字によるだけしかないのではありません。
お金や点数、つまり数値の高い方が値打ちがあると決めるより以外の見方がないと思ったら
大間違いなのです。
本当はそういう測り方は、世の中のある便宜のために図り方で対して
便りになる測り方ではありません。

それと違って世の中がどう変わろうが影響をうけない値打ちの測り方があります。
その方で測ると器の大きい小さいは問題にはなりません。
風船でいえば大は大なり、小は小なりに、どれだけ膨らませたかが問題になります。

いくら大きい風船でも、半分しかふくらませなくては、
値打ちがありません。
直径3センチメートルの小形でも十分にふくらませば、最高の価値を得たことになります。

ともかく、世の中に行われている数字に操られて、自分はダメだなんて悲観しないで
大は大なりに、中は中なりに、小は小なりに
充実した風船になろうと思ってもらいたいのです。
しなびたままで、一生を過ごすようなことのないようにしたいのです。
自分は自分の大きさだけにふくれることができる。
それだのに、ふくらまそうと思わないのだったら、
あなたの考えがどこかに間違いがあるのです。

記憶力悪い人も、体の弱い人も悲観しなくともよい。
記憶力が悪いのに東大に入らなければならないとか、
体が弱いのにマラソン選手になれなければならないというほど
人間の世の中は残酷にはできていないのです。

そのかわり、自分の無知からでも怠けからでも、自分の大きさまでふくらませなかったものは、
クダラナイ奴として軽蔑されるほど厳格な世の中でもあります。

ふりかえってみましょう。
そしてどこまでふくらむか、パンクしない範囲で着実に努力してみましょう。
勉強でもなんでも、ここに書いたことがわかって、
自分の可能性を信じて、
楽しい努力を続けたならば、
気が付いたときには、驚くほど進歩しています。

そして、あらためて自分の中にかくされている能力の大きさに気がつくでしょう。

自分はこんなことができる人間だったのかと思って
自分自身が心からありがたくなるでしょう。

 ++++++++++

う~ん。子どもを風船に例えるとは♪

この世の中には数値で測る場面が多いです。
その中でやりづらい。自身を失ってしまう子もいる。

ここは日本だけど、ある国へ行ったらそれは当たり前のことが当たり前でないかも。

基準はそれはあくまで人間が目標とするための「はかり」であると思う。

学校のテストでいうならば
子供たちにある基準の目標を設定するための
「君はどこまで到達したかな?」というある基準に則ったものであり、
受験のテストではやはり何かの基準を作らざるを得ないからあるものですよね。

子ども達のために造られたテストが
子供たちの「自己否定」とか「自己嫌悪」のためだけになっているのなら
それはとっても残念でなりません・・・。

うちの運動教室にも
発育発達の遅れ教室を訪れる子どもたちが後を絶ちません。

なぜ訪問したのでしょうか・・と親御さんに伺うと
この時期ならこういう言葉がこういえるべき」とか
この物事が認識できているはず」とか
今の子育てはある「基準」に振り回されてきているような気がする。

 

もちろん、その基準を一つの知っておけば
早めに取り組めることもあり
その子供の成長の中でやるべきことが見つかる事もありますね。

決して否定をしている分けではないのです。

でも、その基準に大きく振り回されないで!と伝えたいです。

子ども達は時に自分の風船をわざと小さく見せようとする時があります。
それはどうしてだと思いますか?

頑張って必死に頑張って大きく見せても
それが対して大きくない風船だと恥ずかしいから?
もしかして自分の点が低いから?
上手にできないから?
それとも・・・。

お母さんががっかりするから?
悲しむから??
それとも怒るから???

子供たちはどこかで
「傷つくのを恐れている」のです。

だから頑張らない事で格好つけてしまうのです。

自分をごまかしていたら昨日の自分に勝つことはできない。

失敗をしても結果を恐れないで
思いきり全力でぶつかるんだよ!

大人は、
指導者は、
親は、

思いきりその風船を膨らまそうとする環境をつくる
事がすばらしいのですよ~。

そう子供が「空気」で感じられる空間を作りましょうね。

間違えても親が先に失望したり、あきらめたりしないでくださいね!

「失望」する代わりにする事は山ほどあります♪

その現実をしっかり見つめて
その子にあった方法をじっくりその子のペースで♡
楽しんで行きましょ~♪

子育てって「風船一緒に膨らましていくこと♪」

 気が付いたらもっと
大きな風船になっているかも♪
です♪

 

 fusen1

★★★★★★★★

キッズメンタルサポート
フィジカルパーク運動教室

一緒にその方法を考える場所です。

パパやママがその方法に行き詰ったら
いつでも私たちがお手伝いしていきたいと思っています。

                   その子自身が可能性を信じて

楽しく自分なりの大きな風船を目いっぱい膨らませますように♪

 

 

 


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