「ママ、僕はテストのために勉強をしているわけではないんだ」

最近、小学生の我が息子に「ママ、僕は勉強を点数を取るために勉強をしていないんだよ。」と言われたことがありました。

日ごろ、メンタルトレーニングやメンタルケアの時間では
「人の評価ばかり気にするのでなく、自分が全力で出し切ることが大事」とか「一過性の評価や結果より、その中身が大事」と伝えてきた私です。
もちろん、評価やテストばかりきにして、息子とも関わっているわけではありません!

そういうわけではないのですが・・・。

それは漢字の勉強をしていた時の事。

日ごろ、学校の勉強で漢字練習をしている息子の様子を見ていつも疑問に思うことがあります。
それは、熟語を読み書きできるのに、その訓読みがわからない、という現象が起きているのです。

その日も、たまたまリビングで勉強しながら、私に「この読み方ってなんだろう・・」と聞いてきた息子に、
「あ~。この熟語のこの文字の訓読みはまだ知らないのかな?」
なんていいながら、結果的に訓読みも覚えていったわけなのですが、
「この字の訓読みがわかったほうが、連携して熟語もたくさん覚えやすいよね。」
「たしかに!あ!もしかしてこの熟語もこの字??」
などと、いつものように熟語を自分から出したりしていました。

と・・。
ここまではいつも通りだったのですが、
私は最後に、こんな言葉を発してしまいました!!

せっかくこんなに熟語が書けているのに、この文字の訓読みを書きなさいってテストで問題が出て
かけないと、なんだかちょっと残念だよねぇ。」
・・・何気ない一言でした。

すると息子は

「僕はテストをよくするために勉強をしていないよ。」

ガーン・・・!
頭を金づちでたたかれた思いでした!

 

息子に私の心を見透かされた気分でした。
大人って、どうしてこうなってしまうのでしょうね・・・・。
凹みました~。
そしてなんだかとてもずかしくなりました。

目の前にいる息子に対して、恥ずかしくて申し訳なくて、
穴があったら入りたい気持ちにまでなりました。

これが大人のエゴなのかもしれません・・・

日ごろ、結果を気にしてしまいすぎて、
心が委縮してしまっている子供たち。
体までもが硬直してしまっている子供たち。

その原因は
子どもなのではなく、
子供にかかわるこの社会が、
そして子供に関わる大人たちが作り出してしまているのかな~と思います・・・。
もちろん、結果にこだわる場面に踏ん張ってもらいたい、
そんな社会で生きているわけですから、当然なのですが、
やっぱり、その大人の結果主義主体の思考で、その取り組む事自体が楽しく取り組められていない子供たちもいるということを、忘れてはいけないことだと思います。

って、いつもそう感じていても、やはり親になると駄目ですねぇ・・・。

本当に反省させられました。

なぜこんな日記を書こうと思ったかというと、今日こんな記事を見つけたからです。

学力テスト:過去問題で対策 文科相「本末転倒」と批判
http://mainichi.jp/articles/20160421/k00/00e/040/205000c

今回の学力テスト。
文部科学省の「ありのままの学力を調査したい」という立場からはとても難しい問題かもしれません。学校の先生も、良かれと思ってしたことなのだと思います。ただ、子供はその大人の言動を、意外と冷静に見ていきます。
それは、勘違いにつながることもあるでしょう・・・。私は文部省の人間ではないので、学力テストの意図と その先生方のことは、言及するつもりはありませんが、 なんとなく、あの日息子に言われた言葉が
この記事を読んだことによって、思い出されたので、 反省の意味も込めて書いてみました。息子がいうように、テストのために勉強するのではなく、将来の自分のため・・・ですよね。
それはもしかして、子供はもうそれを知っているのかな・・・。

それなら、今まで伝え続けてきたことがしっかり伝わっているわけですが・・・
それにしても、本当に親は反省することだらけです。

その子供ながらの気持ちを、とても大切にしていきたいです。


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