ピアノの発表会が怖いKくん。

フィジパっ子クラス・メンタルトレーニングをしている時のこと。

「もうすぐクリスマスじゃん!!」と興奮するKくん。
と、次の瞬間・・「あ・・・でも僕やっぱり24日は来てほしくない・・・。」
話を聞くと、24日がピアノの発表会なのだそう。

「どうして嫌なの?」
「失敗しちゃうから」。
「失敗をしても大丈夫だよ!」
「でも・・・怒られるもん」
「ん?誰に?」
「お母さん」
そっか~。
お母さんって子供が上手に弾いてもらいたいからついつい、
失敗していると注意してしまいがちなのですよね~。
気持ちわかるな~~~。(←かつて子供がピアノ経験者)
でもやはりしんでこそ音楽
音を楽しむ」ことを彼に知ってもらいたいなと感じました。
弾く曲は「ロッキングチェアー」という曲なのだそう。
「あら~!面白いタイトルね♪ところで、ロッキングチェアーって知っている?」
ずるとKくん
「知らない・・」う~・・・ん。
タイトルの意味が分からずに弾くって、とっても残念・・・!

聞くと「先生にのテンポが速いです!って注意されるの。」という。

それならまずはロッキングチェアーを知ってみよう♪私はすぐに「スマホ」で検索♪色々なロッキングチェアーの画像を見せてあげました。
その中で一番彼がイメージしやすいという画像を選ばせてから
その画像を絵に描いてもらいました

そしてどうしても彼に「ロッキングチェアーの体験」をしてほしい♪そこで~!出ました~!!
ジャジャー~ン!

「佳苗先生のお膝ロッキングチェアー♪」

「お膝に座って座って~♪」
照れるK君を膝に乗せてロッキングチェアーのように「ゆ~らゆ~ら♪」
このチェアーは編み物をしているおばあちゃんとか、
ゆらゆらとうたたねをしたりするもの気持ちが良いんだよ♪」
Kくんが想像できるような、シチュエーションをいろいろお話しました。

「24日に弾くKくんの弾く「ロッキングチェアー」はどんなロッキングチェアーなのかな~♪」
私はKくんがこのお膝ロッキングチェアーを思い出してどんなイメージで弾いてくれるのかな~♪
そう想像したらワクワクしてきちゃいました。
すると・・・。

僕、ピアノ弾く」とKくん。「え~!!弾いてくれるの??うれしいな~♡」
さっきまで「どんな曲?ピアノあるけど弾いて見る?」という私に対し、
「ううん、ひかない。」と言っていたのに、
自分から嬉しそうに「ひくよ!」と言ってくれた♪
一生懸命に指を動かして、しかも「楽しそうに♪」弾いてくれました~♪20141222piano
「すごいね~偉いね~!ゆらゆ~らしたロッキングチェアーに座っているみたいだたよ♪」
と頭を撫でてあげるとちょっと照れくさそうに、てもとっても嬉しそうでした。
技術の追求はその音を楽しむ事を忘れてしまう。
感性を育てる音楽が技術を追求するあまり、
一番大切な「音楽」=音を楽しむ♪
を置き去りにしてしまう事がある。
ロッキングチェアーも知らずにその音を楽しく弾くことは、
もしかして彼にとっては「過酷な作業」に過ぎないかもしれません。「上手に弾く」ことより「楽しく弾く」そして聞いている人にもその楽しさを伝える♪
「発表会はきっと聞いている人もみんな「ゆ~らゆ~ら」しちゃうんだろうな~♪(^^)」「間違えたとかどうでもいいんだからね~♪
楽しんで演奏してね♪」「うん」

Kくんの顔はもはや「失敗を恐れる恐怖の顏から、期待」の表情へ変っていた。

「イブの日の二人の約束だからね♪」

イブに彼の演奏で、弾いているK君も
そして聞いている人も
「ロッキングチェアーに揺られますように~」


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